昼間仕事しながら、副業で新聞配達のアルバイトを三か月やってみた

昼間仕事しながら、副業で新聞配達のアルバイトを三か月やってみた

私は過去、新聞配達のアルバイトをしていた事があります。

その当時アルバイト先の社員だった方が、現在では所長となり自身でお店を経営しており

実は、三か月程前にその方(仮称:Aさん)から一本の電話がありました。

Aさん:「従業員が免許停止になったから、代わりに配ってくれる人を探してるんだけど、無理?」

下記で記事にしたのですが、

30代で転職に苦労した私が今思う、転職する時に注意したい4つのポイント

最近転職した私は、その当時ちょうど無職だった事もあり、

私:「ちょうど今、ニートだからいいっすよ!」

と快諾

しかし、その後、すぐに就職が決まってしまうのです。

元々、三か月だけのアルバイトの予定だったので、結局、本業の仕事をしながら新聞配達のアルバイトは続ける事にしました。

そして、この度、無事に新聞配達のアルバイト期間が終わったので、

仕事をしながら副業で新聞配達のアルバイトを考えている方や、

これから初めて新聞配達のアルバイトをしようと考えている方に向けて、

少しでも新聞配達のアルバイトの事をわかってもらえればと記事にする事にしました。

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新聞配達に必要な資格

原付の免許

新聞配達のアルバイトにとって必要な資格はたったこれだけ、都会の市街地や、一部免許の無い人なんかは、自転車で配っていますが、やはり新聞配達と言えば原付でしょう。

とはいえ、こちらは店舗や配達する区域によって変わってくるので、募集内容を良く確認しましょう。

数年前、私が配達をしていた頃、新聞屋の単車と言えば「カブ」でしたが、現在はスクータータイプが主流になっており、大変驚きました。

まだ完全に切り替わっているわけでは無いのですが、私のアルバイトをしている店舗でも、半数以上の単車がスクータータイプです。

今回のアルバイトにあたり、初めてスクーターで配達をしたのですが、「カブ」に比べて、後ろの積荷が大きくて、タイヤも太い事から、大量の新聞を積んでも非常に安定します。

一番最初、スクーターで配ってくれと言われた時は、

「新聞屋と言えばカブでしょ?何言ってるんですか?」

なんて、言っていた私も、一度スクータータイプに慣れてしまうと、もうカブには戻れませんw

主な仕事内容

新聞配達

基本的にアルバイトの業務は配達のみです。

必要な新聞の数なども、社員の方が用意してくれています。

ちなみに、新聞屋さんの業務では、配達意外に、新規勧誘の営業や集金などのお仕事がありますが。

今回は配達のアルバイトについてですので、割愛します。

上記に書いたように、アルバイトの仕事は基本的に配達のみですが、店舗によっては、新聞の間に織り込みチラシを挟む作業や、新聞を自分で数えて用意しなければいけない場合もあります。

出勤時間

皆さんご存知の様に、新聞には朝刊と夕刊があります。

朝刊の時間

朝刊の場合は、店舗によって異なりますが、深夜の1時から2時頃にかけて、新聞が店舗に到着します。

その為、そこから準備を行い、配達に出るのが、1時半から2時半ぐらいになります。

夕刊の時間

夕刊は昼の13時から14時頃にかけて到着しますので、こちらも朝刊と同様に準備ができ次第、配達に出ていきます。

一日の労働時間

新聞配達のアルバイトでは、配達が終われば仕事が終わりです。

その為、人によって労働時間はまちまちですが、

原付での配達であれば、大体200件前後で1時間から2時間ぐらいの間で配るのが一般的です。

給料はどれくらい?どうやって決まるの?

さて、皆さんが一番気になる部分のお給料のお話です。

新聞配達の給料の決め方は、いくつかのパターンがありますが、大体以下の2つのパターンに当てはめて計算されます。

月給計算のパターン

シンプルに配達する件数と、一部辺りの単価を掛け合わせるパターン

配達する件数 × 単価 = 月給

例)200件 × 300円 = ¥60,000円 / 月

日給計算のパターン

一日の日給のパターンを算出し、それに日数を掛け合わせるパターン

配達する件数 × 単価 × 日数 = 月給

例)200件 × 10円 × 30日 = ¥60,000 / 月

上記以外にも、まれにおよその時給で計算する場合などもあります。

実際の給料例

計算方法が分かったところで、実際に一月いくらぐらいの給料になるのでしょうか。

先ほどの月給計算のパターンを元に例をあげて紹介していきます。

まず「単価」の部分ですが、ここは地域・店舗によって様々ですが、

朝刊で、200円~300円辺りが大体の相場です。

夕刊が朝刊の7割~5割程度なので、100円~200円程になります。

後は配達部数にもよるのですが、300件くらい配ったとして

朝刊で6万~9万ほど

夕刊で3万~6万ほど

朝刊+夕刊で9~15万ほど

の計算になります。

仕事を覚えるまでに、どれくらいかかる?

配達する件数や、その人個人の記憶力などにもよると思いますが、

私の場合は、大体300~400件で、1ヵ月半から2ヵ月で覚えられます。

最初の3週間くらいで、配達先の家は全部覚えて、それと並行して、どの新聞を入れるか等を覚えていきます。

「本当にそんな簡単に覚えられるのか?」と思われるかもしれませんが、

私自身、極度の方向音痴なのですが、不思議と毎日配っていると、覚えてしまします。

頭で覚えるというよりも体が勝手に覚えてくれるようなイメージです。

最終的には、ポストの形から配置まで、気が付いたらしっかり覚えていますw

家や配達の順番はどうやって覚えるの?

最初の間は、順路帳と呼ばれる、配達する区域の読者の名前、住所、購読している新聞の銘柄などが、配達の順番に記載されている手帳を見ながら配ります。

また、空回りと言って、新聞を積み込まずに、順路帳を見ながら、家とポストを確認する作業も事前に行います。

ちなみに、配達する家はもちろんですが、各家の購読している新聞も覚えなければいけません。

  • 本紙、(毎日、読売、朝日などのメインの新聞)
  • 日経新聞、
  • 地方新聞
  • 小学生新聞・中学生新聞
  • 英字新聞
  • スポーツ新聞 etc…

で、ぶっちゃけ新聞配達のアルバイトって楽なの?

結論から言います。

配達自体は、慣れてしまえば楽です!!

ある程度、慣れて順路帳も見ないで配れるようになってしまえば、1時間から2時間、ぼーっと、考え事でもしながら、原付で走っているだけで配達なんて終わります。

個人の配達速度にもよりますが、時給換算にしても1,000円以上にはなる割りの良いバイトだと思います。

ここだけ、聞けば

「なかなか良いバイトじゃないか」

なんて思うかもしれませんが、それはあくまで「配達と言う行為自体」が楽なのです。

新聞配達の辛いところ

配達自体は楽なんです。でも、それ以外に辛い事がいくつかあります。

さぁ、続いては新聞配達のアルバイトのデメリットにあたる部分を紹介します。

働く時間が深夜帯

一番のネックは朝刊配達の時間帯です。

当然、新聞配達のアルバイトをするのなら、夕刊に比べて単価の良い、朝刊を配るべきで避けられません。

特に本業で昼間働いていて、副業で新聞配達を考えている方は、深夜の2時~早朝5時の間で働くのは想像以上にきついです。

ちなみに、個人的には朝刊の配達が、夜の10~11時位からなら、現在の仕事をしながら副業で朝刊のアルバイトをしたいと思っています。

まぁ、絶対ありえませんがw

休みが少ない

店舗によっては、週休制度を導入しているところもありますが、

大体の店舗は、休刊日と呼ばれる、月に1回の新聞が発行されない日のみが休みのところが多いです。

雨が降ろうが、槍が降ろうが新聞はやってくる

槍が降ると言うのは極端ですが、どんなに大雪であろうが、台風が来ようが、新聞は本社から送られてきます、、、、

真冬の雨の配達はまさに地獄ですw

結局、副業には、どうなの?

私自身、本業を持ちながら、新聞配達のアルバイトをしたのは今回が初めてでしたが、実際にやってみての感想は、

本業の仕事が、朝から晩までの様な方には、おすすめ出来ないと言うのが、本音です。

会社から、帰宅後に仮眠して、朝刊の配達に行き、帰ってきてまた1~2時間だけ寝て出勤と言う生活で、まとまった睡眠はとる事ができませんでした。

今回は、3カ月と言う期限があったのと、お世話になった方からの頼みという事で、なんとかやりきる事が出来ましたが、これをずっと続ける自身はありません。

正直、本業に支障が出まくりでしたww

まとめ

確かに休みは少なく、雨や冬などは辛い事もある新聞配達ですが、

アルバイトとしては、朝刊の配達をがっつり300件以上配るのがおすすめです。

そうすれば、ある程度まとまった給料は貰えますし、何より拘束時間が短いので、朝から晩までの時間をフルに使えます。

副業で行うのなら、余程体力に自信がある方にしか、おすすめはできません。