ホームページの見積もりの値段が、制作会社によって全然違うワケ
- 2018.09.01
- WEB制作
やはり、ホームページを作ろと考えた時に、真っ先に気になるのが、最初の制作費用や月額のランニングコストの事ではないでしょうか?
ホームページ制作と一言にいっても、デザインのクオリティやサイトの規模、また組み込む機能などによってその値段は様々です。
また、値段も依頼する制作会社によっては、同じ内容で見積もりを取ったはずなのに、A社では30万円だったものがB社では60万円だった。なんて事もこの世界では良くあります。
なぜ、制作会社によってこれほど料金が変わってくるのでしょうか?
制作料の大半は、制作に携わる人の人件費
通常のWEB制作会社に5ページ程度のホームページを依頼した場合、よほど激安をうたっていない限りは、最低でも10万円~かかってきます。
制作する会社によっても変わってきますが、制作期間も、1週間~2週間程度は必要です。
たった5ページ程度のサイトで、10万円は高いとおっしゃられる方がいますが、本当に高いのでしょうか?
例えばとある制作会社が、一か月に20万円で従業員を雇っていたとします。
その従業員が1週間をかけて、5ページのサイトを制作した場合は、会社の原価(人件費)は、約7万円程かかります。
厳密に言えば、人件費以外にも、打合せの際の交通費や、家賃、光熱費、社会保険料などの経費がこれに伸し掛かってきます。
そうすると、5ページのホームページを1週間かけて、作って10万円で販売した会社の利益は、一万円から数千円程度しか残りません。
制作会社によって掛かってくる人件費にバラつきがある
従業員をたくさん抱える、大手の制作会社であれば、薄利多売で激安のホームページを作成する事も可能かもしれません。
小規模から中規模の制作会社が、一つのサイトで一万円から数千円程度の利益であれば、事業としては成り立ちません。
制作会社も、商売ですので、原価にいくらか値段を上乗せして料金を頂いています。
しかし、この上乗せ金額には、決まったルールなどがない為に制作会社によって様々です。
また、制作会社によっては、一人ではなく、営業マンやデザイナーなど分業で行っている際は、上乗せする金額も上がってきます。
この様な理由から、同じ内容で見積もりを依頼しても制作会社によって値段のバラつきが出てしまうのです。
まとめ
ホームページの制作費用は、
人件費+会社の経費+α上乗せ
- 相場が決まっていない
- 会社によって、かかる経費が違う
- 会社によって、上乗せ費用が違う
この様な理由から、同じような内容でも、制作会社によって見積もりの値段が大きく変わってきます。
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